アクアリウムに興味はあるけど、どれが良いかわからない・・・という理由で中々アクアリウムを始められない人もいらっしゃるかと思います。
確かに、どの観賞魚をどのサイズの水槽で飼育するか?周辺機器はどんなものが必要なのか?餌は?など、アクアリウムをスタートするのに必要なものは多く、しかもはじめからすべて自分で決めるのは難しいことです。
そこで今回は、初心者の方にも飼育が比較的飼育にできる、おすすめの観賞魚を紹介していきます。興味があるけど始められないという人は、ぜひ参考にしてください!
観賞魚の選び方について
おすすめの観賞魚の紹介の前に、適切な観賞魚の選び方について説明します。初心者の方は、なるべく飼育が簡単な観賞魚を選ぶことをおすすめします。飼育難易度の基準は大きく以下になります。
- 魚の丈夫さ
- 魚/水槽などのサイズ
- 周辺機器などの有無
ポイント1:魚の丈夫さ
まず魚の丈夫さについて、当然ですがなるべく丈夫な魚の方が飼育が簡単です。魚の種類によって性格のおとなしい魚・攻撃性の高い魚、繊細な魚・人懐っこい魚・・・など、性格は様々です。
また、魚の種類によって、耐えられる水温や適温が異なります。温度変化に強い魚/弱い魚もありますので、なるべく適温範囲が広く、温度変化に強い魚の方が飼育が簡単です。
ポイント2:魚や水槽のサイズ
次にサイズについてですが、小さい魚の方が水槽も小さく済むので、スペース的な問題や管理面の問題なども少なくなります。しかし、小型の魚より大型の魚の方が丈夫な傾向もあるので、サイズと丈夫さのバランスをみて選ぶ必要があります。
ポイント3:周辺機器について
最後に周辺機器などの有無についてですが、こちらも金額がかかる上、ものによってはスペースをとってしまう可能性があるので、飼育可能な範囲かどうかを検討する必要があります。
以上、観賞魚の選び方を振り返ったところで、飼育が簡単なおすすめの観賞魚を紹介していきます。
飼育が簡単なおすすめの観賞魚・淡水魚ランキング!
1位:メダカ類
メダカや金魚を飼育したことがある方も多いと思いますが、メダカは体のサイズの割に、非常に丈夫な淡水魚です。水温変化や水質変化にもやや耐性があり、餌も人工飼料で飼育が可能なので維持コストや入手面などでも優れております。
また、メダカはアクアリウム映えしやすいことに加え、繁殖の難易度も低く、1度購入すれば長く楽しめるというのもポイントです。
今回紹介する螺鈿光メダカは、背中が白く光っているのが特徴で、光の強さ(長さ)によってレア度も変わり、より光の強い個体を出すために繁殖させているマニアもいるほど人気のメダカです。
2位:ナマズ類
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ナマズも丈夫で飼育がしやすい淡水魚です。
サイズが大きくなるタイプが多いので、大きい水槽を用意する必要がありますが、エアレーションを用意する必要もなく、その大きさから迫力もあり、可愛らしい顔とのギャップが人気です。
また、ベーシックなマナマズや、少しレア度の高いイワトコナマズやビワコオオナマズなど、種類も豊富で見た目も異なるため、自分の好きな種類を選べるのも魅力的です。
サイズが小さいまま楽しみたい、という方は盆栽飼育をすれば成長を鈍らせることも可能です。
3位:ソウギョ(アルビノソウギョ)
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ソウギョ・アルビノソウギョは草魚とも書く通り草食性の淡水魚で、最大で1m程度まで成長します。サイズが大きくなるため、飼育可能な水槽を用意する必要がありますが、環境さえ整えられれば丈夫で飼育のしやすい淡水魚です。
4位:オヤニラミ
オヤニラミは肉食性の淡水魚です。特徴的な体表の模様や、捕食シーンなどは迫力があり見ていて楽しい淡水魚です。
サイズは最大でも10cm程度のため45cm程度の水槽から飼育が可能で、寿命も7年程度と長く、長く楽しめる淡水魚です。
5位:ドジョウ類
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ドジョウは単体で飼育しても良いですが、大人しい性格の淡水魚のため同種や多種との混泳も可能で、水槽環境を整える性質も持つためタナゴや金魚、メダカなど、様々な淡水魚と混泳させる人も多い淡水魚です。
一番ベーシックなドジョウはシマドジョウですが、スジシマドジョウやトウカイコガタスジシマドジョウ、ヒガシシマドジョウやニシシマドジョウなど、産地や種類が豊富なのも面白いですね。
特にヒドジョウは見た目の綺麗さから人気の高いドジョウです。
番外編:ウーパールーパー
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淡水魚ではないですが、人気が高く飼育しやすいため番外編として紹介。ウーパールーパーは見た目が可愛らしく、今でも非常に高い人気を誇ります。
種類もアルビノ・ゴールデン・マーブル・リューシなど多数あり、自分の好きな見た目のウーパールーパーを選ぶのも楽しいですね。
水質変化に敏感なため、ほぼ毎日の水換えが必要ですが、寿命も比較的長いため長く楽しめるのがポイントです。
まとめ
飼育したい観賞魚を決めておくと、それに必要な環境を揃える(もしくは自宅などで環境の設置が可能か?を考える)だけでよくなるので、アクアリウムを始めやすくなると思います。
上記の他にも、初心者の方にも飼育しやすい観賞魚や、見栄えの良い観賞魚が数多くいますので、理想の観賞魚を探してみてください。
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