こちらのページではタガメの、エサや水温、寿命、混泳の可否などの飼育方法を紹介していきます。タガメを飼いたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
タガメってどんな淡水魚?
タガメはカメムシ目コオイムシ科タガメ亜科に属する魚です。
寿命は1年〜2年前後ですが、個体によっては3年ほど長生きする場合もあります。サイズは成長すると5cm〜7cm前後になります。
タガメは肉食性で、メダカやフナなどの淡水魚や、水生昆虫・カエルなどを好んで食べます。鎌状の大きなカギ爪の前足が特徴的で、それらを使い獲物を捕食します。
タガメの飼育方法
おすすめの水槽サイズ
タガメは成長すると5cm前後になるため、単体で飼育する場合は30cm程度の水槽から飼育が可能です。
混泳の場合は、魚の数やサイズに合わせて60cm以上の水槽での飼育がおすすめです。
タガメを水槽へ移す手順
タガメを水槽へ移す際の手順と、注意点を説明します。
- タガメの入った袋を水槽に浮かべ、水温を合わせる
- タガメの袋の中の水を1/3程度捨て、その分の水槽の水を入れる
- 手順2を30分程度おきに合計4回〜5回程度繰り返す
- タガメをゆっくりと水槽に移す
※注意点
夏場など、温度が変化しやすい時期の移し替えの際は、魚の耐えられる温度に注意しながら水槽に移すようにしましょう。
夏場など、温度が変化しやすい時期の移し替えの際は、魚の耐えられる温度に注意しながら水槽に移すようにしましょう。
水温について
水温は20℃程度が適温です。
また、タガメは高温に弱いため、夏場など水温が高くなりやすい時期は注意が必要です。水温が30度を超えるとタガメが耐えられないので、なるべくその水温に近づかないよう、23度程度を目安に調整しましょう。
混泳について
同種同士での混泳は可能ですが、餌が不足すると共食いしてしまう可能性があります。初めて飼育される方は単体での飼育がおすすめですが、混泳させる場合はなるべく大きな水槽で、餌をしっかり与えてください。
餌の与え方について
1日に1回〜2回を目安に、2分程度で食べ切れる量の餌を与えましょう。メダカ・金魚など小型の淡水魚や、おたまじゃくしが餌として人気です。
まとめ
タガメは個体数が減りつつあるため、大切に飼育して上げましょう。
特徴的な見た目は可愛らしく迫力もあるため、飼育を検討されている方は、ぜひこの機会に飼ってみるのもいかがでしょうか。
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